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アメリカのデュポン社が1935年に、世界で初めて開発した合成繊維で、現在ではポリアミド系合成繊維の総称として使われています。
絹に似た光沢があり、耐久性は勝れているが、熱に弱いという特性があります。
最初は、女性用のストッキングに用いられ、当時は「石炭と水と空気から作られ、鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い」というキャッチフレーズが生まれ、世界の注目を集めました。
ニットとは「編む」という意味で、編み物全般を指します。アウターウエアをはじめセーター、カーディガン、トレーナー、Tシャツ、肌着、手袋、靴下、マフラー、帽子など数多くのアイテムに用いられています。
織物が経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を用いて布地を作り上げるのに対し、編み物は1本の糸から作り上げることができ、ループ(輪)を作ることを繰り返して編地を作っていくのが特徴です。このループによって編地が伸縮したり、しなやかさが出たり、ふくらみが出たりします。
ニットにはいろいろな編み方があり、代表的なものに丸編(まるあみ)、横編(よこあみ)、経編(たてあみ)があります。
ヌバックとは、牛や羊などの表皮を目の細かいヤスリなどでベルベットのように起毛させた皮革(ひかく)のことです。
スエードが、なめした革(かわ)の裏側を起毛させたものであるのに対して、ヌバックは表側を使うのが特徴です。また、牡鹿(BUCK)の皮の表面を起毛した「バックスキン」に対し、牛や羊の皮を目の細かいヤスリなどで仕上げることによって牡鹿の皮のように起毛させ、柔らかい肌触りを実現した新しい技法として、「NEO(新しい)BUCK(バック)」と呼ばれたことが語源とされています。
衣服などで洗った後にアイロン掛けを必要としないことを指します。
「ノーアイロン」ともいい、英語では「ウォッシュ&ウエア」といいます。
もともとポリエステルなど合繊素材はアイロン掛けが不要でしたが、コットンでも形態安定加工を施した衣服は、洗った後にアイロンを掛けなくても、シワが出来ずに着用できます。